落ち込んでいます・・・。 投稿者:ちょったん 投稿日:2006/10/09(Mon) 08:38 No.7595  
教えてください・・・。かなり落ち込んでいます。。。

カワチヤさんでティシードオイルを奮発して買いました。
前から欲しかったので思い切って。。

やっと作り、きのう解禁だったのでさ〜使おう♪と
石けんを取り出したらまっ黄色に変色していました。。
出来上がったときと熟成中は真っ白でつばきオイルで作った
ような出来上がりだったのに、まっ黄色・・。ショックです。
蛍光灯も陽の光も当たらない暗いところで風通しだけをよくして大切に熟成させていたのに・・・。

まっ黄色に変色していても使えるのはわかっていますが、
モールドでキレイに出て可愛かったので友人にあげると約束していました。あげれそうにありません。。。

どうしてこうなるのか教えていただけないでしょうか・・・。
石けん作り、怖いです。。。


Re: 落ち込んでいます・・・。 yurin - 2006/10/09(Mon) 09:21 No.7596  

ちょったんさん、黄色い石けん、可愛いじゃないですか^^
真っ白にならなくてがっかりされているのかもしれませんが、
私はレッドパームの色がお気に入りなので、
黄色い石けんなんて羨ましいです。
変質されているのでなければ欲しい方いると思いますよ。
ティシードオイルはよく知らなくてアドバイスにならなくてゴメンナサイ。


ジェル化じゃないですか? 通りすがり - 2006/10/09(Mon) 12:46 No.7597  

すいません。ティシードオイルがどういったものであるのか分からないのでコメントが正しくないのかもしれませんが、色が濃くなる、変化する、はジェル化したのかも・・・・・ですね。
ちょっと透明感があったりしませんか。

いつも疑問に思うのですが、真っ白なマット石けんはオイルによってはジェル化しなかったら出来るものですが、それは塩析した白い石けんとは意味合いが別物なんですね。
中和法や、鹸化塩析した市販の白い石けんを見て『きれいだから、自分も同じような石けんを作りたい』と言ってジェル化を避ける方を、時たま見かけます。
好き嫌いがあるのでこれ以上は書けませんが、塩析させた白い石けんがきれいだから、ジェル化させないで同じく白いのを作る、という意見に軽い違和感を覚えてしまいます。
これは、ちょったんさんの事とかではなく、時々そういう記事をブログなどで見かけるので気になったまでです。

本当の意味で石けん分を多く残すなら、塩析、ホットプロセス、コールドプロセスでジェル化させることだと自分では思っていますが、個人の家庭では出来ない事もあるし、ジェル化は好き嫌いが分かれますので、こうしたほうが良い!とは言えませんけど・・・


書き加え 通りすがり - 2006/10/09(Mon) 12:57 No.7599  

「石けん分を多く残すなら、」と書きましたが
塩析で石けん分が増えるわけではありませんでしたね。
誤解させるような発言があったので、訂正させてもらいます。
塩析する事によって石けん成分が増えるわけでなく、遊離アルカリや不純物、グリセリンなどが取り除かれるのであって、石けんの純度が高くなる、というのが正しいです。
すいません。
ちなみに塩析を推奨するために書いたものではありません。


ゆりくまさんへ 投稿者:エリ 投稿日:2006/10/08(Sun) 20:47 No.7591  
ゆりくまさんの返信で、安心しました〜!
パウダーでも大丈夫なんですね?根気良く漉したいと思います。
HPも拝見しました。あの赤・・・トマトの様ですね。あんな色になるんですか?うおー!ちょっと楽しみです!
出来上がりの緑も、なんだか効きそうな色ですね。
ゆりくまさんのHP、とってもタメになるのでこれまらまたお邪魔しに行ってきます。
アドバイス本当にありがとうございました〜〜!!


コーンオイルの使い方 投稿者:もろこし 投稿日:2006/10/08(Sun) 18:12 No.7589  
はじめまして。
わからない事があり、過去ログで検索しましたがうまく見つけられませんでしたので教えて下さい。

何度か石鹸作りをしましたが、はじめてコーンオイルを買いました。
本などによって、コーンオイルを使用したレシピがあったり、酸化しやすいと書いてあったり、コーンオイルをどう使っていいのかわかりません。
配合の%や、他にどんなオイルと組み合わせたらいいのか、または石鹸作りには向かないのか、どなたかアドバイスいただけたら嬉しいです。


フレグランスオイルについて 投稿者:Hina 投稿日:2006/10/08(Sun) 02:16 No.7586   HomePage
久しぶりに石鹸作りをしようと思っているのですが、
今まで作った事がない、香り付き石鹸を作ってみたくなりました。
私は、ライチの香りが大好きなのですが、ライチの香りの
フレグランスオイルってあるのでしょうか??
ネットショップでちょこちょこ探してみたのですが、見当たらなくて…。

もし、ライチのフレグランスオイル知ってるよ!という方がいらっしゃいましたら、
是非教えて下さいm(_ _)m
(もし可能でしたら、メールか、私のホームページの掲示板に連絡頂けたら嬉しいです。早くチェックできるので…)

皆様、宜しくお願い致します。


エリさんへ 投稿者:ゆりくま 投稿日:2006/10/08(Sun) 01:44 No.7585   HomePage
重さにしてオイルの10%前後と思うので、さほど多すぎではないと思いますよ。
パウダーのほうがそのままよりも抽出されやすく、効果的です。濃い緑なんて、ステキじゃないですか〜。

細かいパウダーだと濾すのが大変かもしれません。
粗いものと細かいもので2回濾すとか、工夫してみたください。(紙のコーヒーフィルターは結構時間かかるけど我慢!)
見た目が気にならなければ多少粉が混じっても大丈夫ですよ。

そうそう、その抽出油で石けんを作るとき、苛性ソーダを入れたとたんに赤くなるかもしれませんが、型出しする頃には緑に戻るので、あせらないでくださいね。
(どの程度の赤かは私の石けん記録にも掲載していますのでご興味あれば家のマークからどうぞ。)

ハンガリーウォーターは作ったことがないのですが、量さえ加減すれば別にパウダーでも問題ないんじゃないでしょうか。私だったら出汁パックに入れて煮出すかなぁ。

そのまま石けんに入れることもできるし、料理にも使えるし、パウダー選んで失敗なんてことはないですよ。

何かのレシピを参考にされる際には有姿のドライとパウダーでは、嵩ではなく重さを同じにするようにしたらいいです。


ローズマリーパウダー 投稿者:エリ 投稿日:2006/10/07(Sat) 00:50 No.7576  
こんにちは。
お店で見つけたローズマリーパウダーを500mlのオリーブオイルに大さじ大盛り1杯(多過ぎ?)入れてしまいました。すんごい緑色になっています・・・大丈夫でしょうか?
緑茶をミキサーで挽いてからの方が色が付き易いと聞いたので、ローズマリーでもいいかなとパウダーの方を買ってしまいました。抽出後はコーヒーフィルターでこせばいいですか?
また、赤ワインでハンガリーウォーターを作る場合も、パウダーで大丈夫でしょうか?
色が変わってしまうのでやっぱりパウダーは失敗だったかな。
お使いの人がいましたら、使用方法のアイデアを教えてください。


ゆりくまさんへ。 投稿者:みこみこ 投稿日:2006/10/06(Fri) 20:14 No.7574  
答えていただいて有り難うございます♪

緑茶石鹸が長持ちするというは嬉しい情報でした。
私は石鹸は半年以上ねかせて使うことが多いので、あまり早く酸化されると
こまるんですよぅ☆保管に関しては光に気をつけてるんですが、
乾燥中はあまり気にしてなかったなぁ・・・v。
レッドパームオイルの石鹸も乾燥中にほとんど色が薄くなっちゃってました★
今度から乾燥中も気をつけます。緑茶石鹸にも挑戦してみます。

それにしてもいつも思ってたことですが、
ゆりくまさんの知識の広さはすごいですね♪
私も見習いたいものです。( ゜0)( 。_。)ウン♪( ゜0)( 。_。)ウン♪


みこみこさんへ 投稿者:ゆりくま 投稿日:2006/10/06(Fri) 17:08 No.7573   HomePage
こんにちは

確かに葉緑素入りは酸化しやすいといわれますが、緑茶に関しては長持ちするという話もよく聞きますよ。葉緑素以外の抗酸化成分がでているのかもしれませんね。

葉緑素も光に当てると簡単に退色します。
私は乾燥中から遮光には相当気を使っています。使うまでほとんど光に当てないようにしてるので、半年前のレッドパーム石鹸もまったく同じ色です。
光は酸化の原因でもあるので、結局こうすることが長持ちにもつながると思います。


緑茶石鹸 投稿者:みこみこ 投稿日:2006/10/05(Thu) 12:51 No.7569  
緑茶石鹸の質問に便乗させてください☆

葉緑素入りの石鹸は酸化しやすいと聞いたのですが、
緑茶入りの石鹸の酸化はやはり早いのでしょうか?

また、レッドパームオイル入りで作った石鹸は日がたつと色褪せてしまったのですが、
緑茶石鹸はその辺どうなんでしょ?

よろしくお願いします。


ゆりくまさんへ 投稿者:イッキュウ 投稿日:2006/10/05(Thu) 00:59 No.7568  
こんばんは。お返事ありがとうございます。
緑茶で緑色せっけんが作れるときいて、希望が見えてきました。
オイルに漬け込む方法を色々試してみたいと思います。
エタノールを使う方法もあるのですね。ありがとうございます。

お茶を水分として入れたのと、油の選択が、カレーのルゥ色の原因っぽいですよね。
オリーブオイルが苦手なので、米油でインフューズドオイルを作ったのですが、今度は別の油でしてみます。

丁寧でわかりやすいご回答、ありがとうございました。
とても助かりました。


イッキュウさんへ 緑茶石鹸 投稿者:ゆりくま 投稿日:2006/10/03(Tue) 18:06 No.7565   HomePage
こんにちは〜

緑茶で緑色の石鹸は作れますよ。
私もすっかりハマっていて、連続で作ってしまいました。

葉緑素は水より油に溶けやすいので、濃い緑色のインフューズドオイルを作ることに注力されたらよいです。

ミルサーやすり鉢である程度粉砕して多めに漬け込むだけでもだいぶ違いますし、更にエタノール抽出も組み合わせるといいかもしれません。

エタノールも使う方法は、私もアレンジして活用していますが、ちょっと手間はかかるけど、期間は短いです。方法の詳細はneroliさんのサイトにあります。直接リンクはできないので、
ハーブウルトラ抽出法、neroli
などのキーワードでネット検索してみてください。

今回のはまだ型出ししていないとのことですが、ひょっとしたら茶色いのは表面だけで切口は緑が残っている。。。ことはないかなぁ。
水分のお茶や粉末茶を直接入れるとちょっと茶色になる可能性が高いですね(緑成分が少なすぎて?)。米油自体も色つきの石けんになるし。
また、米油はトレースが早い → 急に高温になる ので、葉緑素が熱でやられてしまう可能性もあるかもしれません。(ゆですぎた青菜の色が悪くなるように)

昔、米油と緑のキダチアロエパウダーでなんとも黄土色の石鹸ができたことを思い出しちゃいました。
ご健闘祈る!


緑茶をせっけんに 投稿者:イッキュウ 投稿日:2006/10/03(Tue) 16:18 No.7564  
はじめまして。
緑茶がたくさんあり、飲みきれないので、せっけんに使いたいと考え、作ってみました。
緑茶インフューズドオイル(米油)を作り、水分の1/3を濃く出したお茶にして、パーム核オイル、パームオイルをそれぞれ15%入れ、せっけんを作ってみたのですが、茶色というかカレーのルゥみたいな色になってしまいました。
牛乳パックの型に入れたまま、型出し待ちですが、色がとっても気持ち悪いです。(せっけんとしては成功で、均等にジェル化したようです)
緑茶でせっけんを作ると、こんな色になってしまうものなのでしょうか?
緑茶はまだいっぱいあるので、これからも使って行きたいのですが、色に抵抗感があります。
緑色にはならなくても、カレーのルゥ色は避けたいです。
何か良い方法がありましたら、教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。


ハルさんへ 投稿者:かもみーる 投稿日:2006/10/03(Tue) 13:45 No.7563  
アドバイスありがとうございました。さっそく問い合わせてみますね!


滋賀で 投稿者:大和撫子倶楽部 投稿日:2006/10/03(Tue) 13:10 No.7561  
手づくり石けんされている方はいらっしゃいませんか?


かもみーるさんへ 投稿者:ハル 投稿日:2006/10/03(Tue) 09:11 No.7560  
苛性ソーダの処理方法ですが、お住まいの地域の環境事業局や役所などに、適切な処分の仕方を問い合わせてみてください。



ありがとうございました! 投稿者:ころ 投稿日:2006/10/03(Tue) 08:28 No.7558  
 ionさんありがとうございました。香水では石けんの香り付けには弱いのですね。ハチミツならすぐ手に入りそうなので、試してみようと思います。


苛性ソーダ 投稿者:かもみーる 投稿日:2006/10/03(Tue) 01:27 No.7557  
はじめまして!
しばらく石けん作りから遠のいていて、今日久しぶりに作ろうとしたところ、2年ぶりに開けた使いかけの苛性ソーダが固まっていたんですが、どのように処理すればよいのでしょうか?ほとんど使ってないので量も多くて硬いので、削って水で流すなんて事も無理だし・・まさかそのままゴミに出すわけにもいかず、困っています。薬局にでも相談した方がいいですかね?どなたかアドバイス頂けないでしょうか?よろしくお願い致します。


うたさんへ 投稿者:ion 投稿日:2006/10/03(Tue) 00:48 No.7556   HomePage
まだご覧になってるかな? ちょっと書き忘れてました。
ペットボトルに入れるお湯はあまり熱すぎないようにした方がよいです。温度が高すぎると生地が暴走しがちになります。(噴火や分離など)
やかんで沸かしたお湯ではなく、ガス給湯器などから出るお湯(60度から70度ぐらいなのかな〜)を入れてください。
やかんのお湯だと、ペットボトル自体ももちませんので、気を付けてください。


Re: うたさんへ あわっ子 - 2006/10/03(Tue) 09:05 No.7559  

私もペットボトルにお湯を入れて保温しています。
この時期は気温差が激しいので、夜保温するのと昼保温するのとではかなり違う気がします。
たいてい夜作るのですが、この時期はペットの温度は50〜60度のものを2本入れています。(2L×2本)
真冬は65〜70度くらいのを入れています。
また、真冬は温度が下がりやすいので生地を湯煎などで体温程度に温めてから型入れしています。
ずっとこの方法ですが、特にトラブルなくジェル化しています。(石鹸を作る私の部屋は、エアコンなどで温度調節は特にしていません)
しかし気をつけていることがあって、保温に入れたペットはじか熱を避けるために必ずタオルを巻いたり挟んだりしています。(生地の入っている型もタオルで巻いています)
(冬は)その上からビニールなどで覆いをし、熱が逃げないようにして発砲スチロール箱の蓋をしています。
そして時間が経ったらペットが当たる場所が一方的で生地ムラが出来てはいけないので当たる生地の左右を入れ換えています。
また、タンパク系のオプションを入れるときは保温温度を下げています。

最近は、生地を作るよりも保温のほうが難しく、保温によって石鹸の出来や生地ムラが大きく違ってくるなぁ、と感じています^^;


ionさんへ 保温箱に温度調整 投稿者:うた 投稿日:2006/10/02(Mon) 23:02 No.7555  
ionさん、アドバイス有難う御座います。
なるほどペットボトルにお湯ですね^^
無理に保温箱を使用しなくてもionさんみたいなやり方もあるんですね〜勉強になります。

先程昨日作った石鹸の型出しをしました。
ソーダ灰や発汗現象なども無く今のところ順調に出来ています。
ただ、油の40%をホワイトパームにしたせいか、
しっかりとした固めの石鹸のようです。
(おそらくジェル化はしてないです)
後1日放置しカットするのが楽しみです^^


No.7549 うたさんへ 保温箱の温度調節 投稿者:ion 投稿日:2006/10/02(Mon) 16:06 No.7554   HomePage
こんにちは。
だんだんと涼しくなってきましたね。
これからの季節、保温箱に入れるだけでは温度が保たれにくくなってきますね。
本格的に寒くなってくると、ペットボトルにお湯を入れたものを一緒に入れてあげたり、型にタオルを巻いてあげたり(保温箱の内側と型のすき間をなくすイメージ)、などの対策が必要になってきます。
ただ、レシピや室温(暖房を入れている部屋とそうでない部屋)、型(縦か横か、牛乳パックなどの大きい型か小さいデザインモールドか)や保温箱の大きさなどにもよるので、様子を見ながら調節する、というところでしょうか。何度か作ってみて、保温箱のクセをつかむと調節もしやすくなると思います。型の外から触って温度が下がっていないか確かめてみるといいかもしれません。(でも、のぞきすぎると温度下がっちゃいますね〜)
今は涼しくなっている程度なので、あんまり保温し過ぎなくても大丈夫かもしません。
(保温箱使ってる方〜、レスお願いします〜)

ちなみに、私は保温箱を使っていない(型にじかに(いちおうラップかけてビニール袋に入れます)毛布巻きです)ので、ジェル化したりしなかったりです。冬に絶対ジェル化したいときは、お湯入りペットボトルを一緒に抱かせて毛布に巻いたりしています。あとは毛布のすき間をなくして、とにかく空気の遮断。型の下の毛布の裏に使い捨てカイロを貼ったりもします。(暖房を入れていないさむーい部屋です。)

ジェル化するしないは好みにもよる(どちらかが絶対に良いということはないと思う。)ので、ご自身で確かめてみたほうがいいと思います。ゼリーなどの小さい型と牛乳パックと生地を二つに分けて、ジェル化するものとしないものを作って試してみる(小さい型は室温放置・牛乳パックは保温箱でしっかり保温)のもひとつの手です。(私の作る石けんはジェル化したもの方が多いです。)


No.7548 ころさんへ 投稿者:ion 投稿日:2006/10/02(Mon) 12:19 No.7552   HomePage
こんにちは。

香水ですが、石けん生地に入れてしまいますと、アルカリと反応して香りが変化してしまうことが多いです。そのままの香りはほぼ残らないと思ったほうがいいかもです
また、香水はアルコール等で希釈していますので、石けん生地に入れたとたんトレースが出て栗きんとん状に!ということもありますので、気をつけてください。
入れてよくないことはないと思いますが、あんまりよいにおいにはなりませんでした。

身近な香りの素材としては、ハチミツ、ハッカ油などでしょうか。ハッカ油はドラッグストアなどでもあると思います。日本薬局方の置いてある場所(エタノールなど置いてある場所)をのぞいてみてください。(ハチミツは1才未満の乳児には使わないようにしましょう。ハッカ油も肌の弱い方や乳児など気をつけたほうがよいようです。こちらもご自分でも調べてみてください。)
あとはハーブをすりつぶして入れるとか。

精油の色々な香りを試すというところでは、アロマテラピー検定の精油セットがいいかもしれませんが、これも少々高いですね^^;
こちらのサイトのお店のアンケートやリンクを見ますと、安く扱っているところもありますので、検討されてはいかがでしょうか。


無題 投稿者:うた 投稿日:2006/10/01(Sun) 22:18 No.7549  
少し前に使用する油について質問させて貰った「うた」です。
アドバイスをもとに今日初石鹸作りをしました。

そこで、またもや質問なんですが、
現在発泡スチロールの箱に入れ保温中なのですが
今の時期は保温する際何か特別な事をする必要とかありますか?
例えば、お湯を入れたコップを入れるとか
毛布に包んでおく等。
以前ジェル化した方が良い石鹸が出来ると言う事で、
ここ最近一気に気温が下がって
秋めいてきたのでこのまま保温箱に入れてるだけで大丈夫か
ちょっと心配になったもので、アドバイス宜しくお願いします。



香り付けについて 投稿者:ころ 投稿日:2006/10/01(Sun) 18:27 No.7548  
 いつもお世話になっています!前回アスコルビン酸について質問したのですが、もたもたしているうちにログが流れてしまいました。この場でお礼を言わせてください、ゆりくまさんありがとうございました。

 今度は香り付けのことで質問です。
 型に流し込む直前に精油を混ぜ込むそうですが、近所で精油が手に入らないのと、実物を試したことがないのでどの香りが自分の好みに合っているかわかりません。それに精油は高価で、手が出ないものもあるようです。
 香り付けはひとそれぞれなのでなくてもいいかもしれませんが、せっかくなので何か入れてみたいのです。手元には市販の香水があります。普通に香水を入れたのでは、体に使える石けんにはならないでしょうか。


けだまさん 投稿者:ぷりん 投稿日:2006/09/30(Sat) 15:39 No.7547  
誰も迷惑とは思っていないと思います。
アレルギーは持っている人が身近にいない方も多く、たんなるカユミやくしゃみ程度のものと勘違いしている方もいらっしゃいます。
最近では、このような誤解も少なくなりましたが、安易にパッチテストを勧める投稿を見かけるのも事実です。これはけだまさんの責任ではありません。


ご迷惑おかけしています。 投稿者:けだま 投稿日:2006/09/30(Sat) 15:02 No.7545  
<yuri様、とき様、るる様>

専門的なご助言、ご自分のご経験談、暖かいお言葉ありがとうございます。
そして何よりご心配おかけしました。
どんなものにもアレルゲンはあり、その反応・管理なども人それぞれの責任において!ということですね。
私も皆さんと同じように家族を含む、自分の作った石けんに安心して使ってもらえたらという気持ちで楽しく作っているので、正直、今回の質問は皆様をかき回してしまったという申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

実際、私の子供も「カカオアレルギーでチョコレートがダメ。でもカカオバターを使った石けんは大丈夫。」
ということもあります。
これで商売をしているわけではありませんが、あくまでも慎重に・・・、大事ですね。
失敗もしながらこれからも楽しく作っていきたいです。
ありがとうございました。


<プリン様>

度々のご説明ありがとうございます。
ピーナッツに限らず、蕎麦でも大豆でもアレルギーで命にかかわる危険がある場合があるということがよくわかりました。そしてそれも人それぞれ。量もそれぞれ。

とき様のおっしゃる通り、今回初めて扱うピーナッツオイルについて、それを使った石けんをお作りになった方の様々な経験談を知りたかっただけなので、血液検査やスクラッチテストなどまでは考えていませんでした。
専門的な方が石けん作りにかかわり、このサイトから情報を提供してくださるということで大変勉強・参考にもなりありがたく思います。
戴いたご意見も自分なりに消化できる範囲で受け取りたいと思います。ありがとうございました。


アレルギー 投稿者:NAO 投稿日:2006/09/30(Sat) 00:40 No.7540  
卵、乳、小麦、そば、落花生は特に重篤度・症例数が多いということで
表示が義務づけられているようです。
食べても平気な方は、大丈夫かも知れませんが
触って手が痒くなったり、赤くなったりするの人は
一種のアレルギー反応です。
そういう人は、体調が悪いときに摂取すると
顕著に現れることもあります。
擁護するわけではないですが特に表示が義務づけられているということで
ぷりんさんは心配されたんじゃないでしょうか。

厚生労働省↓
http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0329-2b.html#b2


ちなみに私はキウイを食べると喉がいがいがするといった
アレルギー反応が出ます。


Re: アレルギー NAO - 2006/09/30(Sat) 00:57 No.7541  

落花生に限らず、人によっては舐めるだけてもショック症状を
示しますから、心当たりがあるなら避けたほうがいいですよ。


アレルギー 投稿者:とき 投稿日:2006/09/29(Fri) 23:17 No.7539  
 ぷりんさま

私は、パーム核オイルで肌が荒れます。でもそれは一定量を超えたら、です。そしてこれは間違いなくアレルギー反応です。
アレルギーは、アレルゲンが少量でも危険な場合もありますが、そうでない場合もあります。常識です。

けだまさんは「私はこのくらいでアレルギーが出るので、このくらいで抑えています。」という意見を求めていただけなのではないでしょうか。

ネットのこういう場で、頭ごなしに血液検査とか、アレルギーという広域な意味のある言葉の端っこをつついて揚げ足を取ったりするのはいかがなものかと思います。
ぷりんさんがピーナッツオイルが好きなら、そう書けばいいだけではないでしょうか。

また、少量でも危険だから血液検査を、と書かれた後に、ピーナッツアレルギーは少なくもないが多くもないから確認しろというのは???どうすればいいのでしょうか?
まったく意味のない、ただけだまさんを攻撃しているだけの書き込みとしか思えません。

もう一度、アレルギーの意味と、「投稿する」ボタンを押す前にご自分の記事の内容を確認された方が良いと思います。


他人を非難する前に。 ぷりん - 2006/09/30(Sat) 13:38 No.7543  

他人を非難する前に、よくよみましょうね。

私はピーナッツオイルを好きでも嫌いでもありませんが、これでよろしいですか?
どうして私がピーナッツオイルが好きなことになってしまったのでしょう。ときさんの想像力に笑えます。

アレルギーは少量でも危険なものはあります。
ピーナッツにアレルギーのある方は、たとえ一滴の油でも死にます。よろしいですか?
アレルギーには花粉症のように、すぐに生きる死ぬという問題でないものもありますが、
そば、ピーナッツのようにほんの少量でも死ぬものもあります。
今回はピーナッツアレルギーの話ですよ。
返信する前によく読んでからされたほうがよいのでは。


医療者の立場から るる - 2006/09/30(Sat) 14:25 No.7544  

以前救命に勤務していた時、ほんの少量の物質でアナフィラキシーショックを起こし、呼吸停止まできたした患者さんにあたった事があります。
早期の救命でその方は幸い助かり、今はお元気でいらっしゃいますが、アレルギー症状というのは心底怖いものです。
アレルギーは、発赤や肌荒れだけで終わるものばかりではありません。
もちろん個人差はありますが、人にとってアレルギー物質は凶器です。
ぷりんさんはその事も踏まえて発言なさったのではないでしょうか。


けだまさん 投稿者:ぷりん 投稿日:2006/09/29(Fri) 21:19 No.7538  
基本的にはけだまさんがピーナッツにアレルギーがあるか無いかです。
前田さんの本に関しては表現が適切でない部分が多いので、この手の問題ではあまり参考にならないと思います。
アレルギーに関しては多い・少ないでは語れません。逆に前田さんお勧めのオリーブオイルでアレルギーが出る方もいらっしゃいます。
ピーナッツに関するアレルギーの特徴は、ピーナッツアレルギーがある方は少量でも摂取すると、アナフィラキシーショックをおこします。ピーナッツアレルギーの方が多いのではなく、アレルギーの方は少量でも危険ということです。
ご自身ピーナッツのオイルにアレルギーがあるかないかは血液検査でわかりますよね。何かアレルギーに関して心配な点があるなら、直接皮膚につけるパッチテストやスクラッチテストは医師がそばにいない状況で行うことは危険です。
アレルギーがあるようでしたら、(ピーナッツアレルギーの場合は)石鹸を作るだけでも危険です。
最初にけだまさんが書かれた、アレルギーがでやすいオイルと謳っている情報が多かったという表現はやはり誤りのようですね。けだまさんも海外ではピーナッツアレルギーは少なくありませんと書かれているように、少なくはありませんが、多くもありません。もう一度確認されたほうがよいと思います。


けだま様 投稿者:yuri 投稿日:2006/09/29(Fri) 19:14 No.7536  
レス遅くなってしまったけどまだ見ていらっしゃるでしょうか?私はピーナツオイル愛用しています。ココナツ油30%ピーナツ油40%ラード30%が定番です。さっぱりしっとりして洗浄力もそこそこあり、一時はまってシアバターを加えたものは手作り石鹸を知らない人からも好評でした。酸化が早いというのも、私が鈍感だからでしょうか?そんなに気にならないです。
アレルギーも今のところ、私の周りでは大丈夫です。


ゆきえサマ 投稿者:けだま 投稿日:2006/09/29(Fri) 18:48 No.7535  
レスありがとうございます。
アレルギー症状も、人それぞれ、使用状況それぞれといったところなのでしょうか・・・。
個人で使っている以上、減りは遅く、酸化も免れなそうです・・・。
そんな心配をしながら使用するのなら、
ゆきえさんのおっしゃる通り、料理での使用がいいかもしれませんね(^^)
それとも一度は勇気を出して10%くらいの配合で挑戦してみるのも経験のうちかもしれません。
ありがとうございました。


ぷりんサマ 投稿者:けだま 投稿日:2006/09/29(Fri) 18:43 No.7534  
レスありがとうございます。
ピーナッツオイルにアレルギー症状が・・・という話は前田京子さん著の
「オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る」という本の<それぞれの油の特徴と使い方」
という項目に掲載されていたもので、大豆と並んでアレルゲン性が高く、アレルギー反応を起こす人が多いことが知られているようです。
当の前田さんも食すのは別段問題がないのに石けんで使うと痒みがでてしまうと書いていました。
実際自分も海外ではピーナッツアレルギーの人も少なくなく、アナフィラキシーショックを起こす人がいるという話を医学関係の方が書いた論文などで目にした事もあります。

自分では、出版されている本や、サイトでピーナッツオイルを使用している石けんの配合などをみてから考えようと思っていたので、レシピはこれからの組み立てと思っていました。

このサイトの利用者でピーナッツオイルを使用した経験者の方のご意見を参考にしたいと思っただけですので、過剰に困惑させてしまったのでしたら申し訳ありませんでした。

もう少し、他で当たってみたいと思います。


けだまさん 投稿者:ぷりん 投稿日:2006/09/27(Wed) 23:16 No.7529  
アレルギーがでやすいオイルと謳っている情報は本当ですか?もう一度確認して下さい。
例えば薬品などで、粘膜を刺激したり傷つけたりするものはアレルギーがでやすくなります。疑われるものでは例えば次亜塩素ナトリウムとか。
むしろ、アレルギーがでやすいというより、ピーナッツそのものにアレルギーがあれば、ピーナッツオイルにもアレルギー反応します。
ピーナッツにアレルギーのない人が、ピーナッツを異常なまでに摂取しないかぎり、ピーナッツが起因してアレルギー症状を起こすとは考えづらいです。
ただし、身体が弱っているときや臓器移植をされた後は、それもありかもです。
使い心地はレシピによりけりですので、具体的にこういうレシピではどうか?と質問されるほうがいいんではないでしょうか。
油の特性は基本的にはさっぱりしていて泡立ちも良いです。ただ、ピーナッツオイルは石鹸としては扱いやすいものではないです。
私は中国製は基本的に使わないので、そうなると私にはあまり安価なオイルではありません。オーガニックのものをクリームするなどして使っています。


ピーナッツオイル 投稿者:けだま 投稿日:2006/09/27(Wed) 22:41 No.7528   HomePage
石けん作りでピーナッツオイルを使ったことはありますか?
今回ピーナッツオイルが手に入ったのですが、アレルギーがでやすいオイルと謳っている情報が多かったので、
もし使ったことのある方がいらっしゃったら、
使用感などを教えてください。
宜しくお願いいたします。


Re: ピーナッツオイル ゆきえ - 2006/09/28(Thu) 00:01 No.7530  

石鹸を作り始めの頃使ったことがあります。
マルセイユベースでオリーブオイルの代わりに使いましたが、とにかくやわらかく酸化しやすかったです。
ナッツ系特有の泡立ちの良さはいいのですが、熟成後1ヶ月くらいして異臭がしてきました。
使用量を少なく(20%以下にするとか)し、熟成後は冷蔵庫などで保管すれば大丈夫かもしれません。
石鹸に使うには多いようなら、サラダや中華料理に使ってみてはいかがでしょう?
ちなみに、ピーナッツは卵やそばなどと並んでアレルギーを起こしやすい食物として、ピーナッツを含む食品は表示が義務付けられています。
ピーナッツにアレルギーのある人は、落花生の皮を吸っただけでもアレルギー反応が出るそうです。
けだまさんがピーナッツに対してアレルギーを感じたことがないのなら、それ程恐れる必要はないのかなと思います。
ただ、私個人の意見として、食べられるものでも石鹸にしたとき、アレルギーというか肌に合わない場合があります。
私の場合はラードを含む石鹸を使うとかゆみや湿疹ができます。豚は食べられますが。
パッチテストをしっかりすること、使用中に異常を感じたらすぐに中止し医師の判断を仰ぐこと、この2点を守れば、アレルギーに対して必要以上に恐れを感じなくてもいいのかなと思います。


ゆりくまさんへ ジェル化 投稿者:うた 投稿日:2006/09/25(Mon) 23:21 No.7520  
ゆりくまさん、誤りを正して頂き有難う御座います。
確かにそうですね。
油脂は水溶液ではないのでpH計れませんね。
後、ジェル化=ゲル化
あ〜〜昔化学で習いましたね〜
一応化学専門なんですが・・・
すっかり忘れちゃってます。

それはそうと、
ちょっと見なかったうちに掲示板では議論がされてて
かなり勉強になります。
私も皆さんの質問に対して、
自分なりに色々ネットで調べ考えてみます。

後私も「石けん学のすすめ」参考にさせて頂きました。
とても分かりやすくまとまっていると思います。


どっちなの?? 投稿者:横ですが 投稿日:2006/09/25(Mon) 17:34 No.7511  
下でゆりくまさんとうたさんがソーダ灰についての話をしていますが、前田さんの本では「表面の白い粉はただの粉石けん」という事なんですよね。
ソーダ灰と粉石けん、どちらの説が有力ですか?


Re: どっちなの?? ゆりくま - 2006/09/25(Mon) 18:33 No.7513  

ソーダ灰であるというのが主流です。
これに関しては、前田さんの情報は間違っていると言っていいと思います。
(というか古いのかな。英語の本ではそれより古いものでもsoda ashと書いていますが)


Re: どっちなの?? 横ですが - 2006/09/25(Mon) 18:38 No.7514  

何かスッキリしました。
ありがとうございます。


Re: どっちなの?? ゆりくま - 2006/09/25(Mon) 19:05 No.7515  

書き忘れました。
ソーダ灰(炭酸ナトリウム)は粉石けんの助剤に使われています。pHをあげて洗浄力を維持し、石けんカスを防止するためです。


Re: どっちなの?? とりの助 - 2006/09/25(Mon) 19:20 No.7516  

先日作った熟成中の石けんにソーダ灰が出たのでpHを計ってみましたが、pH9でした。
ソーダ灰(炭酸ナトリウム)はだいたいpH11です。
もちろん計測上の多少の誤差はあるかと思いますが、
とてもソーダ灰(炭酸ナトリウム)だとは思えません。

「前田さんの情報は間違っている」とおっしゃるその根拠は何でしょうか?
参考にされているサイトや本がありましたら、教えて頂けませんか?


Re: どっちなの?? ゆりくま - 2006/09/25(Mon) 21:27 No.7518  

サイトは、くらんどさんの「石けん学のすすめ」が全体として勉強になると考えます
ttp://plaza.harmonix.ne.jp/~krand/mokuji.html
はじめに"h"足してください。

本は、今手元で参照できない状態なので少し時間をください。
そもそも「塩析精製しない手作り石鹸」を化学的に解析した書籍は見つけていませんから、「ソーダ灰だ」と書いてあってもその根拠まで示したものはないかもしれません。

私の意見としては、以下の通り。
・炭酸ナトリウム水溶液単体のpHは11です。
・炭酸ナトリウムを含む石鹸水になった場合、石鹸水には緩衝作用があるため、少量であればその石鹸水のpHを示します。純石鹸に炭酸ナトリウムを30%以上含む洗濯用粉石けんでも10.5くらいです。
(純石鹸のpHは9.5-10.5程度。9になるのは過剰油脂のある石鹸ならではの数値です)

・苛性ソーダは空気中の二酸化炭素と反応して容易に炭酸塩になります。これはウィキペディアで苛性ソーダを検索しても書いてあります。型にラップをして空気を遮断した状態で保温すると白い粉が付きにくいという経験的な事例も炭酸ナトリウムであることの裏付けとなるでしょう。

・対して、石鹸のタネを放置しただけで「粉末状の石鹸」ができる仕組みは、私には全く説明できません。

・そもそも、ソーダ灰(soda ash)という言葉は手作り石鹸界の隠語ではなく、無水炭酸ナトリウムのことです。


Re: どっちなの?? ゆりくま - 2006/09/25(Mon) 21:46 No.7519  

削除キー入れ忘れて修正できないので部分的に訂正します。
ごめんなさい
(誤)
>炭酸ナトリウムを含む石鹸水になった場合、石鹸水には緩衝作用があるため、少量であればその石鹸水のpHを示します。純石鹸に炭酸ナトリウムを30%以上含む洗濯用粉石けんでも10.5くらいです。
(純石鹸のpHは9.5-10.5程度。9になるのは過剰油脂のある石鹸ならではの数値です)

(正)
炭酸ナトリウムを含む石鹸水になった場合、少量であればその石鹸水のpHを示します。純石鹸に炭酸ナトリウムを30%程含む洗濯用粉石けんで11くらいになります。
(純石鹸のpHは9.5-10.5程度。9になるのは過剰油脂のある石鹸ならではの数値です。)



粉石鹸という根拠は何? うーむ - 2006/09/25(Mon) 23:33 No.7521  

粉石鹸と解釈するほうが難しいです。見ただけでわかりますよね。
たまたまPHが9であったか、もしくはそのPHは明らかにそのできたソーダ灰を計ったものなのでしょうか?
例えば、なにか中性に近づける行為はしていませんか?水で薄めるなど。
前田さんのファンには申し訳ありませんが、前田さんの本はそれなりに素敵だと思いますが、思い込みだけで書かれていることは多くあります。
PH以外にそれを粉石鹸という根拠はありますか?


粉石けんの根拠? ゆりくま - 2006/09/26(Tue) 02:56 No.7522  

手持ちの本(英)をざっと眺めてみました。
炭酸ナトリウムができているというのが通説の中、逆に石鹸ではないかという記載を発見。
有名な本で、「THE SOAPMAKER'S COMPANION」(1977)の著者SUSAN MILLER CAVITCHが、ケミストに頼んで調べてもらったら炭酸ナトリウムは検出しなかったというものです。ただし、このケミストは石けんの酸化の過程で発生する遊離アルカリから炭酸ソーダは生成しないというちょっとタイミングの違う話をしたようですし、Susanも粉石けんで刺激を感じるのかとかいろいろ推察した上で結局分からないという結論を出しています。
そしてこれとよく似た話を踏まえ、「Essentially SOAP」の著者Dr.Robert S. McDanielは、粉が石けんなら、石けんの結晶形の一つであるβ体がそれに近い見た目なのでありえる話としています。温度や水分量の条件が整うとそのような結晶ができるとのこと。話の紹介だけで、断定しているニュアンスには取れませんでした。英語は得意でないので行間が読めていない可能性は大です。(引用されている話はSusanの話にそっくりですが、RobertのリファレンスにSusanの同じ著書は出てきません。)
β結晶とは10%以下の水分で機械練りする市販の固形石鹸の結晶形ですが、手作り石鹸や枠練り法、スプレードライヤーの粉石けんでは作れない結晶とされています。
ので、少量のそれが自然にコールドプロセス石けんの上に析出するというのが本当かどうかはちょっとわかりません。

しかし、粉が炭酸ナトリウムだったとしても、表面に存在していた苛性ソーダだけでそれほどの量の粉ができるのか、という点には私も疑問を持っています。
型の上面だった部分に早期に出るキラキラした結晶なら炭酸ナトリウムが多いでしょうが、そのほかに、乾燥中にでてくるものは、粉石けんでも炭酸ナトリウムでもなく、オプションの糖分や過剰に残った固体脂のブルームなんていう可能性もあるのではないかなと思います。


Re: どっちなの?? とりの助 - 2006/09/26(Tue) 13:01 No.7524  

ゆりくまさん、ありがとうございます。

結局、(専門家ではなく)化学に詳しいと思われる方々が各自の持論を元に「ソーダ灰(炭酸ナトリウム)だ」「粉石けんだ」と論じているのだけであって、化学的な根拠ははっきりしていないということですね。

もし「この表面の白い粉な何なのか?」と聞かれた時には、
「今2つの説があって、どちらなのか明確に解明されていない」と説明しておきたいと思います。


Re: どっちなの?? ゆりくま - 2006/09/26(Tue) 21:08 No.7526  

そうですね。
私自身はハンドメードではSusanより古い書籍にはほとんどあたったことがないのですが、キッチンでのハンドメードソープを含む古法については上記のくらんどさんのサイトが詳しく、それらを統合すると、

100%鹸化が基本だった米国式ハンドメードソープで従来ソーダ灰(炭酸ナトリウム)とされている現象に対し、最近興隆したディスカウントによる過脂肪石鹸のエースであるSusanが粉石けん説を立ち上げたが、ソーダ灰を否定するまでには至っていない。
という経緯のようです。

あぁ、気持ち悪い。誰か分析するかお金出してくれないかな。
工業的製法が確立している現代の専門家はこういうことには興味ないでしょうし。。。


ごめんなさい 横ですが - 2006/09/26(Tue) 23:57 No.7527  

自分自身の素朴な疑問が大議論にまで発展してしまって本当に申し訳ないです!!!
でも勉強になります。皆さんありがとうございます。


Re: どっちなの?? 参考までに書かせていただきます。 - 2006/09/28(Thu) 08:23 No.7531  

炭酸ナトリウムか石鹸を区別する方法。
簡単な方法がありますので紹介しておきます。
ただし、実証実験をしていませんので保証までは出来ませんので参考
までにお願いします。

1、お酢をかける方法。
  炭酸ナトリウムならお酢(薄い酢酸)をかけると泡が出てくるはずです。
  (二酸化炭素(炭酸ガス)、ただし、炭酸水素ナトリウム(重曹)のように多くは無いので
  確認出来ないかも知れない。
2、石灰水に入れる方法。
  石灰水(水酸化カルシウム)に粉を溶かした溶液を入れれば白く濁るはず。
  炭酸と化合して炭酸カルシウムが出来ます。
  石灰水の作り方。
  消石灰を用意して下さい。
  1、今の時期、学校の運動会に行った時、フィルムのケースでも持っていき
  少しもらってきましょう。
  消石灰でなく炭酸カルシウムの場合もあるので呼気を吹き込み(ぶくぶくやって)
  白く濁る事を確認して下さい。
  2、乾燥剤、シリカゲルでない生石灰タイプを水に入れれば消石灰になります。
    (ただし、大変な熱が出ますので十分注意して下さい。)
  消石灰に水をいれかき混ぜます、暫くおいて上澄みは石灰水です。
  これに炭酸ナトリウムを溶かした溶液を入れれば白く濁ります。

こんな方法でもある程度は判断できますよ。


ゆりくまさんへ ジェル化 投稿者:うた 投稿日:2006/09/25(Mon) 14:02 No.7509  
ゆりくまさん、丁寧に教えて頂き有難う御座います。
ゆりくまさんのアドバイスやネット情報で
よ〜〜く分かりました。(スッキリ^^)

そもそも石鹸が生成される過程と言うのは

油(油脂)+苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)→石鹸+グリセリン
<↑発熱反応>

・油脂=高級脂肪酸ナトリウム塩=弱酸性
・水酸化ナトリウム(NaOH)=強アルカリ性
従って本来生成する石鹸は「弱アルカリ性」となる。

そして、上記反応をアルカリ加水分解(=鹸化)と言う。
そこで問題となるのが「鹸化速度」で、
これは温度・攪拌速度・アルカリ量等の要因で大きく影響を受け、
石鹸ダマ(ゲル粒状)が発生したり、層分離が起こる原因となる。
そうした経緯をへると石鹸生成量が減り油脂ばかりでなく、
アルカリ(NaOH)も残留する。
乾燥中に石鹸の表面に生じる白い粉はアルカリ残留が約3%を超えた場合に表面に析出して、空気中の二酸化炭素と反応生成する無水炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ=ソーダ灰)である。
従ってこれは削り取れば問題ないが、アルカリ性の為皮膚によくないので何らかの処理が必要となる。
逆に油脂が残ったり、油脂過剰だと石鹸表面に水滴を生じる(=発汗現象)

こうした事を踏まえ
石鹸生成反応に適した温度が約40度で
これに揃える事で反応をスムーズに進行させ
更に発泡スチロール箱で保温する事で未反応な部分の少ない
グリセリンたっぷりな良質な石鹸が出来ると言う訳ですね。

私は当初「ジェル化=ジェリー状」と勘違いしていました。
ジェル化した方が固くて良い石鹸が出来るんですね。
納得しました。本当に有難う御座いました。


分かる範囲で少々修正 ゆりくま - 2006/09/25(Mon) 16:34 No.7510  

こんにちは。
いろいろ調査されたのですね!

提示されている数値の由来はわからないのですが、それ以外のところで気になる点だけ修正、および補足させてくださいね。
>油脂=高級脂肪酸ナトリウム塩=弱酸性
>水酸化ナトリウム(NaOH)=強アルカリ性
>従って本来生成する石鹸は「弱アルカリ性」となる。

油脂(pH測定の対象にならない/水溶液でないため)
油脂の加水分解で得られる脂肪酸=弱酸性
水酸化ナトリウム=強アルカリ性
脂肪酸のナトリウム塩=弱アルカリ性

>ソーダ灰について
表面に析出する部分は削り取ればよい。石けん内部に残った苛性ソーダは内部でソーダ灰となる。ソーダ灰はやや強いアルカリ性のため、程度問題だが、人によっては刺激を感じることがある。その場合は直接肌に使用する用途にせず、掃除や洗濯などに使用したほうがよい。

>私は当初「ジェル化=ジェリー状」と勘違いしていました。
ジェル化 = ゲル化(科学用語では)かなぁ。
温度が高い状態で、石けん結晶(液晶)がゲル状に相変化することをそう呼ぶようです。冷めると固まります。


発汗現象の要因は過剰油脂だけではないのでは。オプションとか、最高到達温度とか。ケースバイケースで絞込みは難しいかもしれません。空気中の水分を引き寄せるという説だけはナシかなと思います。


うたさんへ ジェル化 投稿者:ゆりくま 投稿日:2006/09/25(Mon) 02:28 No.7508   HomePage
ジェル化させるかさせないかということの理由は人それぞれあって、この掲示板でも過去に色々議論されていると思います。
なので、これは私の理由であって、推論も含まれているので、絶対こうに違いない、こうでなくてはならないという風にはとらえてほしくないのですが。。。

・ある程度の温度があったほうが反応は進む(反応を起こさせるには熱エネルギーが必要)。
・鹸化は発熱反応であって、外部から熱を与えなくても自らの反応熱によって反応を進めるに十分なエネルギーを供給し続ける(温度を保つ)ことができる
というのがコールドプロセスが成り立つ所以であり、無駄のない優れたシステムである。

以降、同じ条件でジェル化するかどうかはレシピ(組成)などによって異なるはずなので、ジェル化/ノンジェルというよりは、保温が十分だったか不足していたかという観点で話をします。

・適切な保温によって反応熱を中にこもらせれば、石けんの結晶の相変化により自然にジェル化する。
・適切に保温されたものの方が、保温が不足し温度が上がらなかった石鹸より、保温終了時(一般的に24時間後)に苛性ソーダを多く消費している。つまり石鹸分がたくさんできている(これは明らか)。逆に言えば保温していなかったものの方が苛性ソーダがたくさん残っているということ。

・残った苛性ソーダはどうなるか?
⇒ 乾燥(熟成)期間中に石けんの中で空気中の二酸化炭素と反応しソーダ灰になる。室温で、固まった石けんの中で鹸化反応はほとんど進まない。いわゆるノンジェル石鹸がマイルドになるまでに時間がかかるのは、石鹸内部が乾燥し、空気が届くまでにそれだけの時間がかかるから。

(反応速度理論や、何人かのソーパーさんが実験してくれているジェル/ノンジェル石けんのpH推移から考えるとこのような推論になりますが、個人ではそれ以上の分析や解析の道具も技術もないので化学的な組成確認による結論ではありません)

色つき石鹸がジェル化すると、確かに完成時の色が読みにくいことはあります。しかし私は多少の色のぶれよりも油脂がしっかり石鹸になっていることのほうが大事だと考えています。

冷やしてまでジェル化を阻止しようとする人もいるようですが、それは石鹸になろうとする反応を止めようとするのと同じことで、非常に不自然に感じます。

とはいっても、石鹸型の保温をするだけで、保温用のお湯を含めてそのほかの熱は加えないので、絶対ジェル化させるというよりも、結果としてジェル化するのを妨げない、というスタンスかな(途中で覗かないからわからない)。偶に端っこがジェル化していなかったんじゃないかなという石鹸ができたりします。
保温しすぎで分離させたことはありません。

濡らす前はノンジェル石けんのほうが固い(ごつごつした感じ)と思いますが、よく締まっていて溶けにくいのはジェル化石けんのほうだと思いますよ。

長くなってごめんなさい。


ゆりくまさんへ 白い石鹸 投稿者:うた 投稿日:2006/09/24(Sun) 22:22 No.7505  
ゆりくまさん、アドバイス有難う御座います。
確かに、まず1つ何か作ってみない事には始まりませんね。
ジェル化や油の品質の事等、聞けば聞くほど色々と疑問が出てきて、自分でも訳分からなくなってきました。
取り合えず、先程の考え改め、
一番最初にアドバイス頂いたkaronさんの言う通り「椿油」でいこうと思ってます。
・椿油→240ml(\1029/500ml)
・ココナッツ油→120ml(\777/700ml)
・ホワイトパーム油→240ml(\777/700ml)

最後に1つ質問なんですが、
ゆりくまさんはジェル化してるとの事ですが、
何故ジェル化してるのでしょうか?
何も分からない私は、単純に固くて崩れない石鹸の方が良いのでは?
っと思うのですが。
お返事宜しくお願いします☆